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林業をデザインする

はんのう森林みらい塾2025

8月31日をもって募集を締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。

森林と都市住民との間に新しい関係を作る「はんのう森林みらい塾」。
このたび、第3期の開催が決まりました。
池袋から急行で50分。江戸時代から続く西川林業地域で、森林の仕事と繋がるフィールドワーク。暮らしを変える越境体験に参加してみませんか?

~Concept~

3年目を迎える今年は、「森林複業の入り口を作る塾」というコンセプトを掲げています。
「森林複業」とは、都市的な仕事と森林業の仕事を両立するライフスタイルをさす造語です。森林と別の仕事をする人が、現在の仕事を続けながら「パラレルワーク」(副業・兼業)として、森林業に携わるライフスタイルを想定しています。例えば、都内在住の会社員が月に2~3日のコミットで飯能の事業者の広報業務等に参画するなどが考えられます。
塾生にとっては、森林業の現場に携わりながら、本業とのシナジーを考えたり、ネクストキャリアの構想を練ったりする環境が手に入ることが魅力。飯能の事業者にとっては、これまで接点のなかったキャリア人材の力を借りて事業を推進できる点が魅力です。
はんのう森林みらい塾2025では、飯能の森林業の現場を訪ねるフィールドワークと、塾生と事業者との複業マッチングを通して、西川林業地と都市住民との新しい関係性を編集していきます。

募集要項

■ 募集人数:
15名
■ 開催日程:
2025年10月11日(土)、11月8日(土)、12月6日(土)、2026年1月17日(土)
また、塾生向けのオリエンテーション(オンライン)を9月下旬に予定しています。
※すべての日程に参加できる方が対象となります。
■ 申込方法:
WEB申込(専用フォームより、志望動機など必要事項を明記の上ご応募ください。応募者多数の場合は選考となります)
(専用フォームURL:https://forms.gle/QXLou64uHApXgmi79
■ 条件:18歳以上、全講座日程に参加できる方
■ 参加費:
一般 20,000円、学生 16,000円(税込/昼食4回分・保険・施設利用費等を含みます)
■募集締め切り:
2025年8月31日(日)

プレイベント

はんのう森林みらい塾2025のプレイベントとして、林業の歴史と課題を知るオンラインセミナーを開催します。はんのう森林みらい塾のご説明も行いますので、受講をご検討の方はぜひご参加ください。

プレイベントのアーカイブ映像の視聴はこちらから

■日時:
2025年7月16日(水) 20:00~21:00
■会場:
オンライン開催
※申込者宛にZoomリンクを共有いたします。
■申込方法:
WEB申込(プレイベント専用フォームよりお申し込みください)
(プレイベント専用フォームURL:https://forms.gle/MjKZUxNA9u5J6eeYA
■内容:
①セミナー「江戸の暮らしを支えた西川材の魅力と課題」(講師:飯能市森林づくり課 堀口楓太氏)
②はんのう森林みらい塾2025についてガイダンス
③質疑応答

複業マッチング

はんのう森林みらい塾2025では、塾生と飯能の森林関係事業者とが出会う機会を作ることを目的の一つとし、以下3つの取り組みを行います。
①事業者を訪ねるフィールドワーク
②事業者紹介セッション(最終日)
③各事業者の紹介記事を、はんのう森林プラットフォームのWEBサイトに掲載

講師紹介

  • 鬼沢真之

    鬼沢 真之

    学校法人自由の森学園理事長/飯能木質バイオマスエネルギー協議会事務局長
    高校生を対象とした選択講座「林業講座」を開講して24年。毎週学園周辺の民有林を間伐する。講座から飯能を含め全国の森林で働く人材が巣立つ。学園経営では、再生可能エネルギー100%電力の購入、給湯と暖房をバイオマスボイラーに転換、「西川材」を用いた教室改修など、地域と地球の持続可能性を追求する経営を行う。
  • 田中新吾

    田中 新吾

    NPO法人地球のしごと大學 副理事長/プロジェクトデザイナー
    東京のマーケティングファーム勤務後、2017年から地球のしごと大學の経営メンバーに。特に自伐型林業学部、伝統構法建築学部、農林複業学部など山側のしごとモデルの開発と実装に注力。株)アースカラー事業推進部長、一社)ECEF代表理事。「プロジェクトの力で、日本中あらゆる場の喜びを増やす」がビジョン。
  • 鴇田節男

    鴇田 節男

    木の駅・ものづくり合同会社代表社員/飯能木質バイオマスエネルギー協議会会長
    1948年生まれ。飯能で長年住宅設備の施工を生業としてきた「ときたサービス有限会社」前代表。エネルギーの地産地消という観点からも、地元の木材を使ったエネルギーの活用に意義を持ち、2018年に『飯能木質バイオマスエネルギー協議会』発足。NPO名栗カヌー工房理事も務める。2021年に木の駅・ものづくり合同会社設立。化石燃料の利用を抑え、地域内のエネルギーを活用した地域循環型社会を目的としている。
  • 阿部浩志

    阿部 浩志

    書籍編集・執筆を行う傍ら、環境学習プログラム作成や学校の講師を務める。主な著書に『しぜん さとやま』(フレーベル館)、『くらべてわかる蛾』(山と溪谷社)、監修をした図鑑NEO『危険生物』『動物』『鳥』付録DVD(小学館)、教科書の指導など多数ある。森のフィールド学舎のディレクターで、エコツアーを開催する。
  • 松本剛

    松本 剛

    株式会社飛騨の森でクマは踊る代表取締役
    2015年官民共同事業体「株式会社飛騨の森でクマは踊る」(通称ヒダクマ)設立。飛騨の森で、建築家やデザイナーをはじめとした様々な人が森や木と出会い活かしあう場や機会を整えている。「飛騨市・広葉樹のまちづくり学校」オーガナイザー、筑波大学山岳科学学位プログラム非常勤講師、みえ森林・林業アカデミー講師。
  • 小坂基

    小坂 基

    コサカクラフト代表
    2011年 埼玉県立川越高等技術専門校 木工工芸科 卒業。福岡県大川市の家具店や個人工房に勤務。無垢家具、造作家具、店舗什器、木製雑貨など様々な家具作りの経験を積み、 2016年に埼玉県飯能市で家具工房コサカクラフトをスタート
  • 土屋慶一郎

    土屋 慶一郎

    有限会社きたもっく 事業戦略室 室長
    名古屋大学中退後すぐにゼロからの事業創造に携わり、七転八倒しながら事業を立ち上げる。その後、多様な企業の経営、事業戦略立案に携わる。2016年から、きたもっくの地域未来創造事業体への歩みを支える役割を担う。地域未来を創造しうる「しなやかなコミュニティ/事業体」の形成を目指し、そのプロセスを大切に、日々試行錯誤している。
  • 若林知伸

    若林 知伸

    合同会社西川Rafters代表社員
    京都のメーカーで研究開発職に従事した後、一念発起して、岐阜県立森林文化アカデミーに入学。在学中木工を専攻しつつ、木材流通に興味を持つ。在学中、井上氏らと出会い、西川林業地域(あるいは当地域)の森林組合に就職。3年間務めたのち、合同会社西川Raftersを井上氏と茂木氏と共に立ち上げる。
  • 井上峻太郎

    井上 峻太郎

    飯能で江戸時代から続く林家の後継者。製材所直営の林業部門で森林・原木管理に従事した後、家業を継ぐために飯能に戻る。現在は合同会社西川Raftersで地域の森林管理に携わる一方、所有林の木を使った木製品の製作を木楽里(有限会社創林)で一貫して行う小さな6次産業化を目指して、新製品や森の活用方法を模索中。
  • 山田直行

    山田 直行

    80年代より彫刻家として国内外で活躍。現在は国立新美術館で毎年開催される NAU21世紀美術連合展の会長を務める。 96年にNPO名栗カヌー工房発足に尽力し、現在に至るまでの20年以上にわたり 工房の活動を牽引。これまで世に送り出した船は700艇以上。 夢は自分で作った木製ヨットで世界一周をすること。
  • 浅見有二

    浅見 有二

    西川バウム合同会社代表役員
    平成30年に西川材の利用を促進するために「はしらベンチ」のレンタル事業をはじめました。ユーザーはベンチ本来の座ることだけでなく、木の手触りと香りを楽しむことができ、ベンチの座面は乾燥され定期的に交換されることで木材のスピーディな循環を実現しています。さらに交換されて木材をアップサイクル製品として提案しています。また木を活かす・木と活きる「木活」と称して、身近なところに木と知って使って育ててもらう活動(西川の森と里山クラブ)を提案しています。
  • 浅野正敏

    浅野 正敏

    建築家/NPO法人天覧山・多峯主山の自然を守る会代表理事
    90年代、飯能の自然景観を守るため「ナショナル・トラスト」の考え方に基づく環境保全活動を展開。市民に親しまれている「飯能河原」や「天覧山」周辺を乱開発から守り、現在では事業者、行政、市民が協働で里山の保全と再生を進めている。また、歴史ある飯能をこよなく愛し、歴史的建造物の保存運動や活性化のための「まちづくり活動」を実践。「森と街、自然と人をつなぐ」をテーマに奔走している"飯能の守部(もりべ)”。
  • 小野まり

    小野 まり

    著作家/元NPO埼玉ハンノウ大学・学長。
    これまでに100カ所以上の英国ナショナル・トラストの保護地を取材。また英国での約20年に渡る活動経験を活かし、現在は地元埼玉県飯能市で、英国式の地方創生に取組む。2002年にNPO法人ナショナル・トラストサポートセンター設立、代表兼英国事務局長。
  • 長谷川幸子

    長谷川 幸子

    自然あそび企画舎・インタープリター/一般社団法人日本インタープリテーション協会 理事/NPO法人埼玉ハンノウ大学 代表理事
    埼玉県入間市在住。東京農業大学林学科卒業後、森林インストラクターを取得。林地での子どもキャンプのボランティアや日本アウトドアネットワーク研修生を経て、東京都奥多摩町「奥多摩湖畔山のふるさと村ビジターセンター」に自然と人をつなぐインタープリターとして12年間勤務。現在は自然あそび企画舎を主宰し、ハンノウ大学「おやこのキャンパス:もくもくらぶ」の講師を担当している。
  • 大竹悠介

    大竹 悠介

    合同会社西埼玉暮らしの編集社 共同代表/NPO法人埼玉ハンノウ大学 運営ディレクター
    埼玉県所沢市出身・在住。「ケの中に小さなハレを作る」をコンセプトに、埼玉県西部地域の創造的な暮らしの編集に取り組む。 2020年より、西武池袋線「西所沢」駅近くで古書店「Saturday Books」を経営。埼玉ハンノウ大学では運営ディレクターとして、セミナーイベントの企画や、シンポジウム等のモデレーターを務める。
  • 齋藤正宏

    齋藤 正宏

    林業家(フリーランス)
    妻と子供4人と羊一頭と共に埼玉県狭山市にて暮らしています。
    狭山市から行ける範囲の山を職場にして活動しています。
    まだまだ未熟な為、多様な林業の在り方を模索中です。宜しくお願い致します!
  • 剱持芳司

    剱持 芳司

    KNOCK on WOOD 代表
    1981年生まれ、群馬県高崎市出身。4人家族。小さい頃から車が好きで自動車レースエンジニアを10年ほど経験。その後自動車メーカーへ転職、10年ほど排ガス開発を行う。しかし「排気ガスを減らすんじゃなく、二化炭素を吸収して酸素を増やすことが出来る林業だ!」と現在に至る。自伐型林業家として山林整備に従事。
  • 中井照大郎

    中井 照大郎

    株式会社GREEN FORESTERS 代表取締役
    1987年東京生まれ。 大学卒業後、三菱商事にてエネルギー事業部にてインドネシアのLNG(液化天然ガス)プロジェクトへの投資業務に従事。 その後、再生可能エネルギーのベンチャー企業である自然電力のファイナンス部門を経て、2017年西粟倉村へ移住。 (株)百森を創業。2020年、森林インパクト事業で全国展開を目指す(株)GREEN FORESTERSを創業。
  • 中間康介

    中間 康介

    株式会社GREEN FORESTERS 取締役CSO
    大学卒業後、野村総合研究所にて、主に官公庁の制度設計・執行に関する業務に従事。 その後スタートアップに参画し、介護×シェアリングエコノミーの領域で事業立ち上げに従事。 現在は一般社団法人社会実装推進センターを創業し、代表理事に就任、官民連携プロジェクトの事業設計・運用管理を担当。
  • 堀口楓太

    堀口 楓太

    幼少期をアメリカのオレゴン州で過ごし、大自然を浴びながら育った根っからの自然好き。
    林業の専門職として飯能市に採用され、この地域における今後の森林・林業のあり方を日々模索中。専門は樹木の診断や治療を扱う樹木医学及び、防災・危機管理政策(特に土砂災害)。
  • 新井銀平

    新井 銀平

    株式会社フォレスト西川 代表取締役社長
    1984月9月27日生まれ。飯能市でも谷底にある南川地区(正丸駅近く)にて育ちました。
    多種多様な職業を転々と渡り歩いたのち2012年に営業としてフォレスト西川に入社。もともと実家は祖父の代まで林業を生業にしていたこともあり幼少期の頃から生活に木があふれていた。ただ仕事となると話は別で未経験者として日々学び「百聞は一見に如かず」を信念に現場を駆けずり回って今も日々勉強しています。
    前経営陣から事業継承し2023年6月に代表取締役社長に就任
  • 森⽥美明

    森⽥ 美明

    株式会社森⽥建設緑化 代表取締役/ぶな総合企画株式会社 代表
    吾野・東吾野両地区の地域活性化を図ることを目的に活動しているNPO法人奥武蔵グリーンリゾート理事長。2021年には第13回埼玉県人会善行賞を受賞。代表を務める森田建設緑化では「自然へ感謝し共に歩み、先人が培った技術を最大限に活かしつつ、常に新しい技術への挑戦、習得を心掛け、豊かな自然と社会への貢献を目指す」ことを理念に掲げ幅広い森林産業を行っている。
  • 合⽥忠功

    合⽥ 忠功

    ぶな総合企画株式会社/喜多川キャンピングベース⽀配⼈
    宿泊業の経験を活かし、里山の大自然を味わうだけでなく、人々のふれあいや地域の活性を念頭に喜多川キャンピングベースをオープン。ホスピタリティの充実と地元事業者とのコラボレーションに力を注ぎ続けている。
  • 大津英輝

    大津 英輝

    株式会社三協建設 代表取締役社長
    2010年に代表取締役に就任。飯能市に事務所を置き、住宅の設計及び施工・提案住宅の企画、販売を行う。地産地消という地域に密着した家づくりを大切に、木の家の心地よさを盛り込みながら、お客様に合わせた設計を行う。

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